タカブロ

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息子が二歳の時に初めて作詞した歌を紹介します




曲はミッキーのテーマに合わせて歌ってみてください




芽かぶの歌





｢メッカブが転がって逃げたとり、メカブ、メカブ、逃げたとり｣







とりの部分は何なんだい？



どうも、タカシです



66歳のオヤジが、健康の為に自転車に乗りたいと言い出したので、兄弟で自転車を買ってあげた




ちょっと照れ臭そうに自転車に乗るオヤジ




一時間後、血だらけで帰ってきたオヤジ






どうやらカラスに襲われたらしい…




カラスは、自転車をこぐオヤジの肩にとまり、オヤジの頭をガンガンつっついてきたらしい






オヤジいわく








「狙っているのは知っていた…」







ダサッ…





今オヤジは、近所の病院に車で通院している

負けたね







Yesっ！！俺も負けたよ！



やっぱここ一番に弱いなあ、浦和出身者は





しかしひどいな




新聞を見てみると、石垣がインド人に負けて２位になったら、もうどーでもいいみたいで、３位になった石川遼君の事しか書いてないからね…






かわいそう…すし





同じ日に大勝負をして負けた者として同情するわ…こんな新聞捨て…あれ？





記事によると２位すし石垣の賞金1500万…






勝負には負けたが社会人として大勝ちしてねぇ？





俺ってば…





ハーゲンダッツを我慢してガリガリ君梨を食べた男が1500万を手に入れた男に同情するなんて…








テヘッ、先輩恥ずかしい！



結局負けたのは俺一人…





寝る！

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深夜の仕事を終え、家に帰りスポーツ新聞を見ていると




｢堅首　すし石垣｣とデカデカと出ているではないか




詳しく読んでみると、男子ゴルフツアー　長嶋茂雄招待セガサミー・カップで、すし石垣が単独首位に立ったらしい




前も紹介したが、すし石垣は中学時代の俺の一つ下の後輩で、野球部で俺とバッテリーを組んでいた男だ




あの夏、俺と石垣は確かに同じ球場でプレイをしていた





あれから20年、ヤツはスポーツ新聞でガッツポーズ(宙に浮きながらの)





俺はその記事の裏の裏にある競馬欄を見て予想…





どんだけの差がついたんだろう





ヤツが、石川遼をはじめ有名プレイヤー達とぶつかり合っていた昨日





俺は…






部下のミスターテンガと「最後の性感帯、ポルチオ(またはポルテチオ)｣について２時間、お互いの意見をぶつけ合っていた…






どんだけの差がついたんだろう





この差を少しでも縮めるには





なになに、石垣のヤローが優勝すると賞金3000万円…




ならば





今日の競馬、当たったら3000万になるように賭けてやろうじゃねーか





よし300倍に10万円一点買いかあ…うーん…






あるな





あの夏、同じ球場でプレーをした俺とヤツが20年の時を経て同じ日にお互い違う場所で大勝負をする





泣けるべ？




そんな事やってるから差がつくんだよって冷静に言ってくれる人間が俺には必要だ

ツァイツェン！

※すし石垣ひとくちメモ
とても変な格好しているから見てみ！

SLUM GUY


人気が低迷してるらしいね




確かに俺も最近観てない




なんつーかな、足りないんだよね、今の格闘技




例えばプライド




地味な技が多すぎる




下にいるヤツが実は攻めてたり、なにかというとすぐ腕ひしぎ…もういいよそれ




格闘技やってる人や、マニアの人にはたまらないんだろうけど、俺はさあ、なんか一発KOみたいのが観たいんだよね、スカッとするような






K-1やボクシングがあるだろクソ野郎だって？





クソ野郎は言いすぎだろ…




まあいいや





確かにK-1やボクシングの方がKOは多いかもしれない




でも絶対王者がいないんだよね、タイソンみたいな(タイソン戦を観たことないヤツはユーチューブでみてみ、野獣だから)





毎回チャンピオンが違う、きっと上位の人達はみんな力が同じくらいなんだろう




おれはさあ、ダントツのモンスターみたいなヤツが観たいんだよね




アメリカの黒人さん達は、ボクシングなんてハングリーな世界よりヒップホップに行っちゃってるよね





たぶんヒップホップやってる黒人で、第２のタイソンになれたヤツなんてザラにいるんじゃねーの





相撲だってそうだよ




暴れんぼうのデブはみんなレゲエに行っちゃうもんだから、両横綱がモンゴル人みたいな…おまけに白人の横綱まで誕生しそうじゃねーか…




ちょっとさあ、大声で叫ばして






悪いデブは相撲に行こうよぉぉぉ！！！




なんの説得だよ…言ってて意味わかんねぇよ俺も…いいじゃんかよ好きな事やれば





まあ、なんにせよ格闘技はこのまま行くとすたれる一方だ







これからの格闘技界の為に俺は考えてみた





こんなのどう？




次回のプライドは








コンビニ店員最強は誰だ！？




これ観るよね？




ストレスの溜まった素人だけに、とんでもない技が観れるかもよ、もう乳首も金玉も関係ないからね、素人は






その次の週





ツタヤ最強は誰だ！？





次の週





ファミレス最強は誰だ！？




サラリーマン最強は誰だ！？




ホームレス最強は誰だ！？





そして大晦日に各職種のチャンピオン達が集い、異種格闘技戦ならぬ異職格闘技戦｢社会人最強は誰だ！？｣



するとヒョードルがやってきて





｢ワタシモシャカイジンデース、シアイニダサセロ！｣



するとツタヤ最強が



｢テメ何しゃしゃってんだよ！｣(ほんとはただの店員だがアドレナリン出まくってる為怖いものなし)





ヒョードル｢ワタシガチャンピオンデス、コンナヌルイヤツラミトメマセン｣






するとコンビニ最強が



｢ヌルイ？テメ、こっちはこの後深夜シフト入ってんだよ！体はってんだよっ！｣




ファミレス代表
｢私だってこの後仕事よっ！正月だってぶっ通しなんだから！｣





ホームレス
｢俺だって早く空き缶拾いに行かねーと山ちゃんに取られっちめーわ、おめーはこの後何かあんのけ？｣







ヒョードル
｢ワタシハセックスシマス｣





一同
｢うっだらー！｣




ボコられるヒョードル





やばっコレ




いやー本気で観たくなってきた！いや、出場したくなってきた





今度猪木に手紙送ってみるからみんなも署名してね！




それじゃあ、みんなも一緒にいつもの！せーの






アベッチャ！

SLUM GUY

子供と公園で遊んでると、こんな光景を目にする




子供が蟻の巣を壊している姿を見て




｢やめなさい！蟻さんかわいそうでしょ！｣






と言いながら、自分のまわりに飛んでいる蚊だかハエだかを手でバチバチ殺してる母親





これどーなの？




同じ昆虫じゃない？





チョウチョを捕まえた子供には微笑ましい顔で




｢はなしてあげなさい、かわいそうだよ｣





と言うのにゲジゲジが出た瞬間、物凄い形相でストンピング！ストンピング！




同じ昆虫じゃないの？




虫が出たらみんな殺せ！と言う教育をしているなら何も言わないが、本や漫画に出ている綺麗な虫は大事にして、キモい虫は殺せ！と言うのはどーなの？





嫌われ虫の王者ゴキブリにいたっては、毒ガス(ゴキジェット)や、トラップ(ゴキブリホイホイ)まで売られている





ゴキブリって何がイヤなの？


別に毒があるわけでもなく、襲ってくるわけでもないのに




黒くて早いから？






なんだその理不尽な理由…




オリンピックの100メートル見てみろ、みんな黒くて早いわ





テカってるから？





この季節、午後３時くらいにはお前もテカってるわボケ





かわいそうだよね、ゴキブリ…決めた！俺はこのブログを通じて、ゴキブリのイメージアップをしようと思う




ミッキーマウスで考えてみよう




あれネズミでしょ？




ネズミと言えば動物界の嫌われ者ナンバー１だね




自分ちにネズミが現われた日にゃ女の子なんて体中から色んなもんが出るくらいビビるよね？




俺シンガポールで猫よりデカいネズミに襲われて蹴り殺した事あるんだ



市場を見学している俺の靴にかじりついてきたんだぜ…





聞けば人間の赤ちゃんが襲われる事もあるらしい




こんな危険な動物のキャラクターなのに女どもは誰が中に入ってるんだかわからない着ぐるみに向かって鼻水垂らして口から泡吹きながら「ミッキー！ミッキー！」　







俺は言いたい！





ミッキーを愛すならネズミも愛しゃんせっ！！








愛しゃんせ？






まあいいや




よし！ミッキーから学ぼう、ゴキブリのイメージを上げるにはキャラクターにすればいいんだ
　　　　　　　　　　　



テーマパークを作る、その名も「コックローチ愛ランド」、中に入るとゴキブリの着ぐるみを来たおびただしい数のゴッキー達が出迎えるわけでもなくただカサカサと動いている。ゴキブリの形をしたジェットコースター、メリーゴーランドがあり、お土産売場にはゴキブリ型のクッキーや、生きたゴキブリストラップが売られている。レストランに行くとゴキブリ達が店内を飛び回り、ゴキブリ型の皿に真っ黒のカレーがたっぷりと…






ごめん…気持ち悪くなってきたから寝るわ







アディオス！

部下のミスターテンガが海に行ったらしい





ミスターテンガ｢海でとんでもないモノを見ました｣



どうせ大した事ないだろうと思いながらも聞いてみた




テンガ｢純平が女連れて来てました！しかもかなりいい女｣





当店の滑り台こと純平がうちの店をやめてから4ヵ月、新しい彼女ができたという噂は本当だったようだ




テンガ｢あのチンカス野郎、バッタリ俺と会っちゃったもんだから…ククッ…相当動揺してましたよ、クククッ」




だろうな…彼女の水着姿をお前みたいな鬼畜に見られた純平に同情するわ




俺「ところでお前は誰と海行ったの？」




テンガ「俺は男４人で行きましたよ」





俺「そっか(やっぱり)、男４人で何してたの？｣




テンガ｢ずっと砂いじってました｣







精神病かい？




テンガ｢いやー純平の野郎、偶然俺に会っちゃうってとこがスベッてますよね？｣





いや、このケース、俺だったら純平の立場のほうがいいな…





モテなすぎて、いい女を連れている男をスベッていると言うこの感覚…




本気でコイツの事が心配になった





ミスターテンガと友達になってくれる女性を募集します！
年齢、人種は問いません！

ちなみにミスターテンガの長所は、短所の数なら誰にも負けない事です

俺｢つまようじどこ？｣






妻｢冷蔵庫の中だよっ！！｣



お前が強気な理由が俺にはさっぱりわからねぇ







お徳用アルミケースも入ってた

週一回カミさん抜きの幸せな一日がある



その日は俺が子供達の夕食を作る




今日は何を作ろうかなあ、なんて思っていると、外から音楽が聞こえてきた





よく聞いてみると、どうやら豆腐の事を歌っている曲のようだ







｢さかなさかなさかな～」なんて歌が以前流行ったよね、まあそんな感じの歌だよ




豆腐屋かあ、今日も暑いし冷奴なんかいいかなあ、と思い、皿を持って家を出たんだ




階段を降りて走っていくと、豆腐屋のリヤカーが見えた




ただ販売員の数が多い、7人いる




よく見ると全員障害者だった




最近多いみたいね、障害者が自分達で作った物を売り歩く、みたいなやつ





一瞬だよ、一瞬だけワオッ！て思ったけど




やっぱり、暑い中リヤカーひいてがんばってるってすごいじゃん、感心して俺は豆腐をちょっと多めに買う事にした




「豆腐５個ちょうだい」




すると販売員の女の子が




「わああああああ！」と叫んだ




俺はビクンとして後退りし



「どした？」




彼女は頭を抱えてしゃがみこんでしまった




なんか悪い事したかなあ、と思いながら他の子に豆腐を頼むと




今度は男の子が、めっちゃ早口で






「豆腐なんかねぇ！」






…





どうしよ…




後ろの方にいた保護者的な人に目で助けを求めると、俺に近づいてきて









「800円！800円！800円！800円！800円！800円！800円！800円！800円！」






お前もか！





結局、この日俺はスーパーで豆腐を買った




次はちゃんと買おうと思う

当店の一字多いスタッフMちゃん(最近は、ツンデレの事をツンデレラって言ってた)は目が悪い




レジにコンドームを持ってきた男性客に




Mちゃん｢このままでいいですか？｣







確かにレジ袋削減は叫ばれているが、それは袋に入れてやろうぜ



男性客も男らしかったね



｢このままでいっす！｣



ポケットにも入れず手で持って帰ったからね




Mちゃんいわく、コンドームが、アイスのピノに見えたらしい






当店の滑り台こと、純平(最近は就職先の保育園で彼女ができて、お泊り保育の時、彼女と変なプレーをしていると噂がある)は




読み上げ登録時
(100円が１点、300円が２点と読み上げながらレジスキャンをする事)




疲れてたんだろうね、きっと



｢エロ本が１点、コンドームが１点、バナナが１点、お会計1500円になります！｣



さっきまでうまくやってたじゃん…なんでこの客の時に…





それを聞いてた他のお客さん達は



「バナナにコンドームかぶせてエロ本見て何するんだい？」




とんでもない妄想するよね？




純平がらみで笑えたの初めてだったから許してやったけどね




どう？接客って難しいでしょ？



みんなも、接客時にこんなミステイクしちゃいました！なんてあったら、目をつむって俺に届くよう念じてみて！念じ終わったら目をカアーって開ける事を忘れずにね！

トカゲじいさん、70代江戸っ子アル中


俺がレジをやっていると



「おいっ！手紙くれっ！」



俺「手紙？ハガキじゃなくて？」



｢手紙だよ、手紙！！置いてあんだろ！｣




俺は便箋だと思い、雑貨売場に連れていく




俺｢これ？｣



｢違うよっ！手紙だって！あっこれこれ｣



俺｢それ封筒じゃん…」




「プハッ！ごめん」




封筒を買って出ていくと思いきや、レジで封筒を袋から出し何か書き始めた




俺「レジでやられると他のお客さんの邪魔になるからあっちでやってもらえないかなあ」






しかし俺のお願いは完全無視…



そして封筒に住所を書き始めた



それがまた遅くてさあ、汚い字を超丁寧に書いてんだ



10分後、書き終わったみたいで封筒を眺め確認している



「あっバッカヤロー！コノヤロー！プハッ！俺の住所書いちゃったよ！バカ！俺んち戻って来ちゃうじゃねーかよ！」





叩くぞ




そしてやり直し




俺「おじさん、あっちでやってよ」




またまた無視




その間お客さんは何人も並ぶ



10分後、書き終わり確認



「あっ！なんだコレ！」




今度は２枚重ねになった封筒の両面に書いちゃったもんだから、書き終わって持ってみたらそれが二つに分かれて、それ見てビックリしてんだ…




「プハッ俺は…もうどーしよーもないバカヤローだなあ！」




確かに！





結局書き終わったのは30分後



変な書類を入れて封筒を舐めて閉じようとしてる




俺「それ舐めるヤツじゃないよ、白い紙剥がして閉じればくっつくから」




「おう！そうか！切手くれっ！」




俺が80円切手を渡すと、切手を口に持っていき、ペロッとしたつもりなんだろうけど




自分の指をペロッとしたんだ…




「あれ！なんだコレ！くっつかねぇじゃねーかよ！」



気付けよ…




俺「もういいよ、俺やっておくから」



「そうか、頼むわ」




ようやくトカゲじいさんは帰って行った




切手を貼り、ポストに入れてあげたんだけど




あの封筒は、送り先にも、トカゲじいさんの家にも行く事はないだろう




だって、あの汚い字は誰も読めません

部活が終わるとすぐ、オオシマの家へ向かった




オオシマの家の玄関のドアを開けようとすると、中から声が聞こえた





｢ぶあー焼そばこぼしちゃったー！｣




そして扉が開き、中から完全に目がイッてしまっている小太りの男が出てきた




なんだコイツ…




右手にはペヤングの空の容器を持ち、左手にビン、足元は焼そばだらけ




そして俺をチラッと見てニヤリと笑い、左手に持っているビンをさし出し




「蟻あげようか？」




ビンの中には蟻が数十匹入っている




俺がいらないと言うと彼は




「そう言うと思ったぜ！じゃあね！」




と言って、ペヤングの容器も蟻の入っているビンもその場に捨て、自転車に乗って何かを叫びながら帰っていった




俺はオオシマの家に入り



「誰なんだよ、アイツ…」



オオシマ「横チンだよ、会った事なかったっけ？」




俺「ねぇよ、あんなヤツ、どこのヤツなんだよ、玄関焼そばだらけだぞ」




オオシマ「どこのヤツかは知らねぇけど、毎月一日に来るんだよ、フフフ」





俺「初耳だよ、そんなの…アイツ何中だよ、名前は？」



オオシマ「何中かはわかんないし、どこに住んでるかも知らねぇ、名前も横チンしか知らねぇ」




俺「(バカか？)まぁいいけどさぁ、蟻とか捨てていったぜ｣




オオシマ｢うん、毎月の事だから｣




なんなんだろうな、コイツ…なんて思いながら、何気なくテーブルの上を見ると、とんでもない物が視界に入ってきた







悪のマニュアルと、空のタバスコのビン…




俺は寒気がした





俺「ま、まさか…やってねぇよな？」




オオシマ「俺はね」




俺「さっきのヤローか？」



オオシマ「うん、俺は止めたんだけどね」




俺「(何ニヤニヤしてんだよ)ケリーは？」




するとオオシマはゲラゲラ笑いだし




「ハハハッ、はあ、はあ、そこらじゅうに頭ぶつけて逃げていった！ハハハハ」







完全に…完全にモンスターになってしまったんだね、キミは…




この日は何となく、悪い事をする気にはなれず、賽銭盗みは中止にして俺は家に帰った




その日、夜遅くにオオシマから電話があった




ケリーが帰って来ないから心配だという内容の電話…



俺は何も言わず電話を切った


つづく


オオシマひとくちメモ



オオシマは平熱が37度3分だったので、保健室に行くと確実に帰宅許可が出た

部下のミスターテンガが悩んでいる



あまりにも女にモテなすぎて性犯罪者になりそうとの事…



これは上司としてほっとけない




俺「お前をモテる男にしてやる！」




ミステン「マジっすか？ところで店長はモテたんですか？」




俺「いや…うん…同時期に三人の女の子に好きになられた事あるし(幼稚園の時)｣




ミステン｢マジっすか？すごいっすね！ぜひ俺をプロデュースしてください｣




こんな感じで、ヤツをモテ男にする事になった





まずは見た目から何とかする事にした




ミステン｢男は中身じゃないんですか？｣




俺｢そりゃそうだけど、お前の中身は…性…いや、第一印象って大事だぜ」




ミステン「そうっすね」




俺「お前のデータをとってみよう、身長と体重は？」



ミステン「160センチ80キロっす」




俺「なんだって？」




俺はメジャーでヤツのスリーサイズを計った




結果




バスト102、ウエスト102、ヒップ102…




俺「お前ふざけてんのか？」



ミステン「いやいや、意味がわかんないっす」




俺「ちょっと腹出してみろ、クソヤロー」




ミステン「何怒ってんすかあ…」




と言って出した腹がコレ





22歳の腹じゃねーな…





よし決めた！




俺「自分で気付いてほしかったけど、お前に必要なのはダイエット、略してエット」




ミステン「なんで略すんすかあ…」




俺「その腹、俺がへこましてやる！」




こーして俺はヤツの腹をへこます約束をした




ダイエットにも色々あるが、食事制限や運動は続かないだろう



続けられるダイエットかあ…よし！やってやろう！

しょうがねぇ




俺が拾ってやる！




今深夜空いてるから

よく｢人間観察が趣味なんだ｣なんて聞くじゃん？




でも俺の趣味は、人間観察をしているヤツを人間観察する事なんだ




人間観察をしているヤツって、自分は見ている側で、まさか見られていると思ってないから油断しすぎてんだよね




たまにニヤッて笑ったり、鼻ほじってみたり




人間観察が好きな人は気を付けてほしい、俺みたいなヤツが全国に1万人以上はいるから




え？ちょっと待てよ、俺みたいなヤツがいるって事は、そんな俺を観察してるヤツもいるって事か？





こわっ

SLUM GUYへの応援

ひでぇ目にあった




俺が夜10時に店に着くと、店の前に人だかりができていた
警察官や救急隊員もいる




まさか…




待ちに待った強盗？




俺の店に強盗に入るなんていい度胸じゃねーか！
ぶん殴ってやる！





拳を握り人だかりに入っていくと、そこにいたのはレベル100のホームレス…
体育座りをして人々を睨み付けている





物凄い臭いを発して…




レベル100ともなると臭いも神経ガス級だ
実際俺も首をやられた




警官に聞いてみると、彼の要求は「入院」らしい




救急車も来ているが、そのホームレスは病院のブラックリストにのっている為、どこの病院も受け入れを拒んでいる状態らしい



とりあえず警官に任せよう



俺は首をおさえながら店に入る



しばらくすると店の入り口に誰か倒れているのが見えた




え？警官も救急隊員もいたし、あのホームレスじゃねぇよな？




ドアを開けてみると







お前かよ…ウッ




今度は左目をやられた




それにしても、警官の野郎…放置して帰りやがった




すぐに警官を呼ぶ




どっか連れていってください



俺はお願いした




それから20分後、入り口で誰か倒れている…




見に行くと







YES！乞食…




警官の野郎…また放置かよ



俺はまた電話する



「勘弁してください、なぜ放置して帰るんですか？」　



こんなやりとりが計4回



外にはドナルド、カーネルサンダースの如く、ヤツが立っているので、来る客来る客みんな鼻を押さえて入ってくる




一人のお客さん(20代サラリーマン)が



「なんすか？あのくさいヤツ｣



と聞いてきた




俺が事情を説明すると同情してくれたみたいで




｢早くどかしてくれればいいのに、警察も何やってんすかねぇ、ヤバいっすねあの臭い…一気に疲れが、ハァ…」







ってついたため息が物凄い臭かったんだ…





お前うんこ噛んでるだろ、みたいな…




何なの？この臭いにやられた一日




結局乞食はどーしたかって？



まだいると思うよ、食いだおれ人形の如く

みんなも、コンビニなんか行くとムカつく店員にあたる事あるよね？





ない？





無理矢理無いって言ったでしょ？





まあいいや





もし、コンビニでムカつく店員にあたった時の仕返しの仕方教えてあげようか？









やっぱやめるっ！！！



ウザイ？




ヘヘッ



教えてやるよ




コンビニのレジってさあ、お客さんの方から見ると画面にニュースが流れてるんだ




店員の方からは見えないよ




会計済まして帰りぎわに、その二ュースを見て嘘を言ってやるんだ





「えっ！タモリ自殺」




とか





「福田さん国会で大暴れ？二人重体！あの福田さんが？」




とか





「えなりが痴漢で逮捕っ！？相手は小２？」





みたいな





店員からは見えないわけだから、店員はもう気になって気になって仕事どころじゃなくなるから




そんでレジ間違えて熊みたいな店長にぶん殴られてクビになるはず、いやアイツはなった





みんなも、こんな仕返ししました！なんてあったら風船に入れて飛ばしてね、すべて俺に届くようにセティングされてるから！



アディオス！！

SLUM GUYへの応援
俺とオオシマは学校でミーティングをしていた




オオシマ｢今日賽銭盗んでカシレコ行こうぜ｣




カシレコとは貸しレコード屋の事だ



当時はツタヤなど無く、CDも無く、レコードだけを貸す店があった




俺｢いいねぇ、ラオックスでテープも買おうぜ、あっ、でも俺部活だから終わったら迎えに行くわ｣




オオシマ｢貯金箱貯まってるかな？｣




俺｢ああ、100万くらい入ってるかもな｣



二人で｢ガハハハハハハ｣



その光景を一人の男が不思議そうに見ている



ズデだ



頭がデカイので略してズデと呼ばれている



俺｢おいっ！何見てんだよズデ｣




ズデ｢いや…すいません、見ちゃいました…」




俺「お前罰ゲームだかんな！俺を見てた罪で」




ズデ「そ、そんなぁ…」




俺「ここに立って目つむれ！」




そして俺は目をつむってガタガタ震えてるズデの首におもいっきりモンゴリアンチョップをかました





ズデは意識が飛んで白目でぶっ倒れる




そしてオオシマがとどめをさす




ズデのパンツの中に手を突っ込み




オオシマ「オリャー！オリャー！生チンコいじり！このカスが！」




俺はオオシマの必殺技の生チンコいじりを見るといつも思ってた




お前の方が罰受けてねぇか？触りたいか？普通生で人のチンコ…





オオシマのとどめが終わると俺達は、日課である図書室で面白い写真を探す大会に向かった





その日の放課後、事件が起こるとも知らず…




つづく




オオシマひとくちメモ


オオシマは運動神経はまったくないが、ナメクジやカマドウマを素手で持って俺を追いかける時は陸上部より足が早い

35歳にもなるとボケがくるね




タバコとアイスコーヒーを持って自分の部屋に入り、ベッドの上にタバコをポイッてしたつもりが、アイスコーヒーをポイッてしちゃって






一人で｢モワァーン｣って叫んでみたり　






あとオヤジになってくると、人が食ってる物をやたらほしくなるんだよ




みんなのお父さんもそうじゃない？




スタッフの女の子が食べてる｢ぷっちょ｣がやたら食いたくなって一個もらうわけだよ




そんで銀紙むいてサッと口に入れたのが銀紙の方でさあ…



おもいきり奥歯で噛んだからキーンてなっちゃって



そんでペッて吐いて一人で「モワァーン」て叫んで大人達をにらみつけみたり





カップラーメンを開けて、まだお湯入れてないのに閉じて3分待ってみたり…しかも開ける時、蒸気が顔にかからないようにちょっと避けながら開けてんだよ…お湯入ってないのに…





みんなも、こんなボケかましました！てのがあったらドシドシ俺に直メしてね！



グンナアイ！

小川恭平よぉ






足の爪のゴミで人形を作って売る企画




早くやれ！





イーグルマスクはちゃんとやってるぞ





かさぶたで指輪を作って売る企画を




早くしねぇと次に行けねぇぞ





最終的には、包茎手術で捨てられる皮で財布とバッグを作ってブランド立ち上げるんだから





これ地球にやさしい商売ね

悪のマニュアルには他にもたくさん書かれていた




しかし俺達は字を読む事に飽きていた



俺「こんなの見てねぇで自分達で考えねぇ？悪を」




オオシマ「だよな、なんか嘘っぽいしこの本」




俺達は気晴らしに、オオシマの家の近所にある神社に向かった




小さな森の中にあるこの神社は、人も少なく、何となく落ち着く場所なので、オオシマと俺はよく来ていた



いつものように、どでかい賽銭箱の上に二人で座りバカな話をしていると、オオシマがこんな事を言い出した




「賽銭箱って木で出来てるけど、ノコギリで切れば一発だよな」




俺「そうだけど、これ切るのに結構時間かかるぜ」




オオシマ「これいくら入ってんのかなぁ」




俺は中を覗きながら



「たいして入ってねぇ…あっ！一万円見える」




オオシマ「マジ！？ほんとだ」



俺達は枝を拾って賽銭箱の中に突っ込んでみた




札には届いている、しかし上まで持ってくる事ができない



ならば




俺達はガムを買いに行った



オオシマと俺はガムを噛み、そのガムを枝に付け、賽銭箱の中の一万円目がけて突っ込んだ





すると




ガムがピタッと一万円札につき、簡単に釣り上げる事に成功したのだ





俺「うわっ、マジ？」




オオシマ「プッ」




そして、枝とガムで簡単に一万円をゲットできた事がたまらなく面白くなり二人で大爆笑




俺「ハァハァハァ、腹いてぇ、腹いてぇ」




オオシマ「ハハハハハ、バカだこの賽銭箱、ハハハハ」




俺「どーする？この一万円」



オオシマ「とりあえず戻したら？今は金あるし」




俺「そうだな、金がなくなったら取りにくればいいか」




オオシマ「ああ、今日買いたい物考えておくわ」




俺「これ、賽銭箱じゃなくて、俺達の貯金箱だな、プッ」



オオシマ「クククッ、確かに」




俺達は、金の成る木をゲットし、満足気に塾へ向かった



つづく

SLUM GUYへの応援
今日俺が起きたのは午後３時　



息子が学校から帰ってきたのが３時１５分　




今日はカミさんはいない




息子は帰ってきてすぐにウンコをしてアメリカンボーイの家に向かった



俺は四時に娘のお迎えの為家を出る



息子の帰りはおそらく５時すぎ、鍵はかけていった




幼稚園から家に向かう途中、娘が｢変な形のドーナツが食べたい｣と言い出したのでスーパーに買いに行く



スーパーでちょっと目を離した隙に、宝くじ屋のババアと娘が仲良く会話をしている




なぜか4000円分の宝くじを買わされる俺




絶対当たらないのは知っている




なんだかんだで家に着いたのは５時だった




車から降りると、ちょうど息子が帰ってきた




３人で階段を上り我が家に着いたその時！





はひ、はひ、はうあー！！









玄関の前にこんもりウンコ…明らかに人糞




子供達大爆笑





早く家に入れっ！なぜか身の危険を感じ家に入る





３人で会議




俺「なぜ我が家の玄関の前にウンコが…」




娘「バチじゃない？」




俺「なんのだよ…」




息子は涙を流して笑っている




俺「よし！推理するか、もう一度ウンコを見に行こう」




娘「イエーイ」




３人でウンコを見に行くと一つ手がかりが見つかった



俺「なんだ、このブドウの皮みたいの？」




ウンコの中にブドウの皮らしき物がちりばめられていた




娘「今日朝おにいちゃんブドウ食べてたよね」






身内による犯行？




もう一度家に入り会議




俺「お前ブドウ食ったのか？」




息子「た、食べたけど皮は食べ…な…よ…」





完全に怪しい




俺「お前のウンコだな？」



息子「違うよ！おれじゃないよ！」




俺「そっか、じゃあ警察に調べてもらおう、ウンコ専門の」




息子「そんなのいるの？」



俺「ああいるよ、電話すれば５分で来るよ、ヘリで」



俺が電話をするフリをすると




息子「パパごめん、俺はウンコだ」




いやいや、俺のだろ…　



詳しく聞くと、我慢して走ってきたが鍵がかかっていた為家に入れず玄関の前でやったらしい




俺「お前さっき大爆笑してたよな？自分のなのに」




息子「だって、だって面白いじゃん、家の前にウンコって、ハハハハハ」




再び大爆笑…





結局俺の推理で事件はスピード解決したが、誰が掃除するかという問題は解決するのに２時間かかった

SLUM GUYへの応援 俺たちは小動物相手に何をしてたんだろう



と思いながらもドラム缶へ向かう二人




俺はドラム缶の中にケリーをやさしく置いた




ごめんケリー、どーしてもお前がキチガイになる姿を見たいんだ…もう俺は止まらねぇ…モンスターになっちゃうよ…




その時オオシマが



「ちょっと待って」




俺が振り向くと、オオシマは部屋に入って行った　




きっとケリーがキチガイになる姿を見たくないんだろう




しかしオオシマはすぐに戻ってきた






ドラムのスティックを持って…





俺「お前…なんてヤツだ…」




ドラム缶の中を覗くと、ケリーが愛くるしい表情で俺を見つめている




ここには、モンスターになりかけの中２と、モンスターになってしまったスティックを持った中２しかいない　




ならば止めるのはモンスターになりかけの俺




俺「やっぱやめよう！できねぇよ」




オオシマ「だよな！」




だから嘘つけっ！




俺「やっぱ弱い者いじめはやめようぜ」




オオシマ「いや、ケリーは強いよ」





俺「…」





俺たちは次の悪を求めにオオシマの部屋に戻ったんだ


つづく