豆腐屋さん 



週一回カミさん抜きの幸せな一日がある



その日は俺が子供達の夕食を作る




今日は何を作ろうかなあ、なんて思っていると、外から音楽が聞こえてきた





よく聞いてみると、どうやら豆腐の事を歌っている曲のようだ







「さかなさかなさかな〜」なんて歌が以前流行ったよね、まあそんな感じの歌だよ




豆腐屋かあ、今日も暑いし冷奴なんかいいかなあ、と思い、皿を持って家を出たんだ




階段を降りて走っていくと、豆腐屋のリヤカーが見えた




ただ販売員の数が多い、7人いる




よく見ると全員障害者だった




最近多いみたいね、障害者が自分達で作った物を売り歩く、みたいなやつ





一瞬だよ、一瞬だけワオッ!て思ったけど




やっぱり、暑い中リヤカーひいてがんばってるってすごいじゃん、感心して俺は豆腐をちょっと多めに買う事にした




「豆腐5個ちょうだい」




すると販売員の女の子が




「わああああああ!」と叫んだ




俺はビクンとして後退りし



「どした?」




彼女は頭を抱えてしゃがみこんでしまった




なんか悪い事したかなあ、と思いながら他の子に豆腐を頼むと




今度は男の子が、めっちゃ早口で






「豆腐なんかねぇ!」












どうしよ…




後ろの方にいた保護者的な人に目で助けを求めると、俺に近づいてきて









「800円!800円!800円!800円!800円!800円!800円!800円!800円!」






お前もか!





結局、この日俺はスーパーで豆腐を買った




次はちゃんと買おうと思う
[ 2008/07/21 06:04 ] 日記 | トラックバック(-) | CM(1)

貴重な体験すね!笑
外見だけて分からない時があります。
それ自閉症の人です。笑

めげずに頑張って!!笑
[ 2008/07/22 15:38 ] [ 編集 ]

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