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黒のクレヨン 



数か月前なんだけど、息子のソウタを店に連れてきたんだ






うちの店って変な従業員多いから、子供も楽しいみたいで、たまーに連れてくるんだ






仕事が終わって帰る時、ソウタが何か探してんだ





聞くと、家から持ってきた黒いクレヨンが無くなったみたいなんだ






次の日学校だし、今日は遅いから、クレヨンは明日俺が探しておくって事でその日は帰ったんだ






次の日、仕事を終え家に帰り、朝5時くらいに寝ようとしたら、ソウタが起きてきて





「パパ、クレヨンは?」





って聞くんだ





俺はクレヨンの事なんかすっかり忘れていて





「あっ、忘れた!明日持ってくるよ」






ソウタは残念そうに





「うん、明日絶対持ってきてね」





次の日俺は、店に着くとすぐにクレヨンを探した





もし見つからなかったら新しいのを買って帰ろうと思っていた





たかがクレヨンでも、子供にとっては大事な物なんだろう






探すこと30分、机の下からクレヨンらしき物が出てきた






一見ゴミだと思ってしまうくらい小さなクレヨン





ラベルははがれ、長さも2センチくらいしかないボロボロのクレヨン





まあとにかく見つかったので、家に持ち帰った





するとまた朝五時にソウタが起きてきたんだ






「クレヨンあった?」





俺「あったよ、ほら」






ソウタ「おおー!よかったあ、ありがとう!」





俺「ほんとにコレ?ボロボロだけど」





ソウタ「これだよ、よかったあ」





俺「お前こんなボロボロの使わないで、ママに新しいの買ってもらいな」





ソウタ「これ俺の宝物だから」





俺「そっか、誰かから貰ったの?」






ソウタ「このクレヨン、パパと一緒にトイザラス行った時に買ってもらったヤツだから大事にしてたんだ。パパ忙しくてなかなか一緒に買い物行けないじゃん?だから貴重なんだよ」


















グッときたね…






思えば、この子が何かほしいと言えば、お金を渡し、母親と買いに行かせる





そーゆう事じゃなくて





この子にとっては「一緒に」が大事だったんだ






俺は反省したね、世間からしてみれば、小3にもなって甘ったれじゃない?とか、そんな純粋で今の世の中生きて行けるの?とか思われるかもしれない





でも、純粋さって悪い事じゃないと思う





いつか無くなる物なのかもしれないけど、今あるうちに大事にしてやりたい






2週間後、俺は休みは取れないが、半休が取れるようシフトを組んだ






ソウタが靴がほしいと言ってきたからだ






俺「ソウタ、今度の土曜、パパ時間作ったから一緒に靴買いに行こう」










ソウタ「あ、じゃあお金だけちょうだい、小形(友達)と一緒に買いに行くから」







成長早っ!!






ならば下の子に





「ナオちゃん、なんかほしい物ある?」





ナオ「うーん…家!」





俺「それは無茶だね、他は?」





ナオ「んー…お城!」





俺「それは規格外だね、じゃあパパと一緒にしたい事ある?」





ナオ「メダカさんに…」





それはやめよう… 
[ 2008/10/29 05:49 ] 日記 | トラックバック(-) | CM(1)

メダカさんにチョメチョメ(笑)

途中本気で泣いたのにv-11

メダカさんにチョメチョメ(爆)


[ 2008/10/29 07:32 ] [ 編集 ]

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